坂本真綾 LIVE TOUR 2019「今日だけの音楽」(2019.12.14@フェニーチェ堺)

このブログに「坂本真綾」カテゴリがあったことをすっかり忘れていた。
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先日、タイトルにある通り真綾さんのライブに行って参りまして。
ちょこちょこTwitterで感想を述べたかったけどツアー最中だしネタバレ感想散らすのも憚るべきだろうと思い、ここにしたためることを思いついたのはついさっき。
1年ぶりのブログ更新がライブレポに満たない駄文投下になっちった
あんまり記憶力良い方じゃないので3日前の出来事を思い出せるかは怪しい。が、ツィートしてるつもりで軽くレポ。レポというかインプレッション書き殴り。

同時に今年を振り返りたいと思っていた。
人生の中でも一番ライブ現場に通った1年だったので、また時間があるときに参戦記録を残したいと思っている。できれば年内にね……。

今回、真綾さんのライブに行くのは3月のFCイベントもとい御大の生誕祭@河口湖以来となった。
全曲録りおろしアルバムを引っさげたライブツアーの2週目がここ大阪・堺で二日間行われることになったのは8月頃に発表されたんだったか。
ほぼ同時期に今年から絶賛激推し中の安野希世乃さんのライブツアーも発表され、うまいこと同じ週にお二人の来阪が決まったことに我歓喜
ということで自動的に14日は坂本真綾さん、15日は安野希世乃のライブに参戦決定となった。
ちなみに真綾さんのライブは22日@愛知一宮、大晦日のカウントダウンにもお邪魔します。

さて早速、以下セトリと感想ごちゃまぜ。MCのタイミング、内容はだいぶ曖昧だし嘘書いてるかもしれない。
座席は1階後方中央寄り。

1.はじまり

 インスト。ここからどこまでアルバムの曲順通り並ぶのかわくわくする。

2.Hidden Notes

 あ、おとうふだ。
 紗幕を使った映像演出。某ショートムービーにも登場していた海岸風景が投影されていた。
 寄せては返す波が続く。
 一曲歌い終えても真綾さんの素顔は紗幕の奥に隠れている。いつ出てくるのかな?

3.ホーキングの空に

 ここまでは間違いなく曲順通りだろうと確信していた。
 引き続き紗幕の奥で歌う真綾さん。塩基配列のような、幾何学模様のような何かが留まることなく映る。
 やがて宇宙空間を漂っているかのように星が瞬く。
 2番サビ頭で紗幕がゆっくりと上がり、ようやく真綾さんがお目見えに。
 劇場空間で聴いてこその曲だと思った。
 イントロ等で入ってる真綾さんの「ブレス音?」はライブでは聞き取れず。

MCあったっけ?

 「わたしがここで歌えるのも、ここに新しいホールができたからです」
 インタビューで全曲録りおろしのアルバムは「少年アリス」以来と言われて本人は初めて気づいたとのこと。製作時、意識していなかったそうだ。
 

4.お望み通り

 アダルトなピンクの照明が曲の雰囲気にピッタリ。
 ここで曲順を崩してきた。

5.オールドファッション

 なんか振り付けあるのかな〜って期待してたけどなんもなかったね。
 手拍子もないです。
 個人的にこのアルバムで1,2番に好きな曲。

6.細やかに蓋をして

 ユーランより先にこっちが来るのには意表を突かれた。
 鍵盤、ギターよりもベースが弾んでリードしていくAメロ。
 高音域がだいぶ出しづらそうな真綾さん。
 会場もそこまで温まってない。

MC??

過去3作のコンセプトアルバムについて語ったり。
クリエイター集団hogのプロデュースによる1作目「イージーリスニング」は「Lucy」とほぼ同時期に制作されていたこと。
集団と言いつつ作曲編曲ジャケット撮影まで「菅野よう子」が手掛けたことから、手弁当と揶揄して一笑。
2作目「30minutes night flight」は煮物を作るときにぴったりですよって。
3作目「Driving in the silence」は今の時期にぴったり、てかこの時期限定ですよ的な。
「今日だけの音楽」を一周聴いたらこっちも一周聴くのがおすすめですって。で、冬が終わったらまた棚に戻して封印してください、
って似たようなMCを何度も聞いているような。

7.火曜日

夕暮れ時を思わせる一本の橙色のライト、背景には高台から望む古い町並みの景色。

9.ユーランゴブレット

絵音曲を生歌唱するのに慣れてない感がひしひしと伝わってくる。
余談だけど、カラオケ(ジョイサウンド)で唯一新譜の中から配信されてたのがコレでしたね。

ニコラ(vocal off)

**

11.cloud9

アルバム曲の旧曲のつなぎ。MCではサブスク解禁について。
この楽曲が版権の都合で収録されてない件について本人も憤怒。「上の人に(配信してもらうよう)言っておきました」←さてどうなる??

12.秘密

うわ〜今丁度聞きたかった曲だ〜〜!!神〜〜!
この辺は本人が今歌いたい曲シリーズ

13.序曲

14.宇宙の記憶

15.Buddy

16.ソラヲミロ

MC

「(上3曲を熱唱して)こっちが死ぬ気で歌ってんのになんでみんなじっと座ってんのよ!」
「東京ドームのキンキのライブ行きたかった〜!」
「作詞提供は逆にやりやすい。真っ白な、素直な気持ちで書ける。」とか。

つぎはぎだらけでも それが僕のすべて

「私の歌詞は昔から何も変わってないね!」の「何も」が関西のイントネーションだった
坂本真綾の書く詩、割と光りがち」
「書きたいんだからしょうがないじゃない」
「今後、サブスク等で全世界に発信された私の曲を聞いてくれる人がたくさんいる。歌いたくないことを歌って配信に残したくない」的な

17.逆光

「後ろから光ります」
 ここから観客スタンドアップ(そりゃあね)

19.光あれ

20.今日だけの音楽

●アンコール

21.ともだち

姫路から観に来てくれている大学時代の友人へ捧げた日替わり曲。とうふ(舞台装置。高さ3m以上はある)の縁に腰掛けて歌っていたが落ちまいか見ていてヒヤヒヤしたよね。

22.ポケットを空にして

以上。
全体的な感想で言えば、固い。歌い手も、聞き手も。自分含め。
初めて生で聴く曲に対して身構えすぎたというか、聴き入ろうとしてしまったのか。
できたてほやほやの会場の雰囲気に戸惑い?
ライブは自由に聴いてなんぼ。
真綾さんが思い描いていた会場のテンションと実際がかけ離れていたのだろうか。
ぜんぶ「きょうだけのおんがく」でご愛嬌。

今後、このアルバム曲がライブを重ねてどう熟されていくのかが楽しみ。



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