北海道フライングⅢ

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これのつづき。1年以上経ってしまった。

ここからはSwarmのログを追いつつ(便利だなぁ)撮影した写真を並べて記憶を辿ってみる。
Swarmアプリではチェックインの日付までしか確認できなかったが、履歴を逐一Google Calendarに飛ばす設定をしていたので時間が刻まれていた。助かった・・・・・・・。

2020/07/18 08:24 神戸空港

最寄りの空港は伊丹だが、LCCスカイマークが断然安いので。
ちなみにここへ来たのは二度目。大学の卒業旅行で沖縄へ行くときもスカイマークでお世話になりました。f:id:aralumis:20220119232439p:plain



9:10 出発

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新千歳着く直前、ピラミッドとしか思えない建造物が遠くに見えたのでパシャ。なんだったんだろう・・・。

10:50  新千歳空港 到着

京都から姫路まで新快速乗ってるくらいの時間で着くんだから凄いわ空路って。


空港に到着後はレンタル819千歳店の送迎バスに乗って貸し出し店舗へ。
今回の旅の相棒はこの子でした。

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YAMAHA MT-03

理由としては車体が軽くて400以下が安かったからです。高速道路も乗らないし、無駄に大きいのはいくら広い北海道といえども・・・。
写真を頻繁に撮るためストップ・アンド・ゴー・アンド・ターンが多い私にはこれぐらいが丁度よい。実際乗りやすくて助かった。
でも次回行って借りる機会があったら脚付きの良い大型選ぶかもなぁ。


さてズドーンと札幌市内へ向かいます。
道中、道の駅マオイの丘公園を通った記録からR337→R244を走ったと思われる。

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サイドカーにワンちゃん乗せてるライダーを見て「こ、これが北海道の日常風景か・・・!」と衝撃を受けました。
ドラレコ代わりのアクションカメラにもしっかり残っていました。
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こんな人生・犬生、いつか自分も送ってみたい。



次回からはスタンプラリー達成の記録を追っていきます。

1年経った

引っ越して1年が経った。
厳密に言うと、注文住宅で戸建てを買って引っ越してから1年が経った。
それなりに生活が落ち着いたので簡単に回顧してみる。

ローンを組んで家を買うことに決めたのは2年前。
戸建てvsマンション論争は比較的早めに決着した。
実家が戸建ての私と、実家がマンションの妻とで当初意見は分かれていたが、
妻が最も重視していたのは駅まで徒歩圏内であることだったので、じゃあ徒歩圏内の一戸建てがベストじゃんということだ。
戸建てなら猫を二匹飼っている(今は三匹)こともあり階下へご迷惑をかける心配も無くなるし、
注文住宅なら猫に寄り添った設計が叶う(詳細は後述する)。
将来子育てをする際も当方発の騒音云々は気がかりだし、ゆとりある住居スペースを求めるなら戸建て一択である。

2019年の下半期ぐらいからなんとなく土地探しを始め、すんなり半年後の2020年1月末に土地契約。
この頃は新型コロナ云々で世間が騒ぎ立てる直前だったのでスムーズに事が進んだ。

2月からは間取りや内装、外装、建具、ありとあらゆることを決める打ち合わせが始まった。
コンセプトはナチュラルテイストで、猫が健康的で楽しく過ごせる家+インナーガレージ(バイク用)がマスト条件だった。日当たりの良いリビングと吹き抜け天井が作りたかったこともあり、早々に2階リビングの家づくりに決定。副産物としてロフトスペースが出来上がったがアクセスする為に別途はしごを掛ける必要があり面倒なため、数回しか上がっておらず有効活用はできていない。


以下、箇条書きで注文をつけたポイントをまとめる。


・バイク用インナーガレージ(家の中からも愛車が見えるようにしたい)
・猫が脱走しないように玄関スペースと廊下の間にドアを設ける。
・廊下にねこのトイレを設置するためのくぼみをつくる(その上部はトイレ用品(砂・シート)などを収納するスペース)
・とにかく収納スペースをたくさんつくる。パントリーも。
・ウォークインクローゼット広め。猫が入れないようにする。
・寝室・個室・リビングのドアはペットドアにする。
・リビングの大半は補強壁にしてキャットステップなどを増設できるようにする
・テレビ設置スペース裏・書斎の机付近には大量のコンセントを設ける。
・アイランドキッチン
・吹き抜け+キャットウォーク
・廊下は必要最低限の面積。
・駐車スペースは2台ぶん+α
・階段は玄関から近いところに。

こんなもんだろうか。以上は全て叶った。

1年経ってみてそれなりに快適な住環境は出来上がったといえる。


ただ誤算だったのは軽量鉄骨の2階リビングは春夏とことん暑く、秋冬はひたすら寒い。
夏場は夜帰ってきたとき室温が30度を超えているのはザラである。冬は忘れた。
大型エアコンと床暖房でカバーはできているが、快適さを求めると省エネ路線とは逆行していることは否めない。たとえ太陽光発電システムが整ってるとはいえども・・・。

整理整頓、掃除はお互い得意な方ではないが週末に重点的に掃除しているので壊滅的な状態には陥ったことはない。毎週の習慣にしてしまえば掃除も趣味みたいなもんだ。

庭木のお手入れも多少必要になってくる。
芝は人工芝にしたので刈ることはないが、近くに植樹した紅葉の落ち葉は土に還らないので掃き集める必要がある。
植えたばかりなので毎日水やりが求められる。面倒くさいと思ったが日に日に成長を発見できる植物は心に癒やしを与えてくれる。季節感を間近で感じられるのも良い。

税金関連はしょうがない<納得がいかない。
不動産取得税は初年のみとはいえ何で払うねんふざけんなって思うし、固定資産税も毎年それなりの出費となるのは痛い。平民が苦労して手に入れた一般住居なんだからもっと免除しろよって思う。幸い住宅ローン控除が13年続くので助かるが、これがなかったら途方に暮れる。
マンション住まいでも管理費やら修繕積立金で毎月数万飛ぶらしいが、将来必ず使うためのお金を払ってるんだから踏ん切りはつく。税金は払いっぱなしで返ってこない。とても不公平だ。
とまぁ固定出費が思いの外高いが、もう腹をくくって一生懸命に働いて稼いで払う所存でござる。



ざっと良い点(ちょっと悪い点)を書き連ねてみたが、家を買ってみて生活の満足度は高い。
ローンは多額で一年経っても百の位の数字すら変わってないことに目眩を覚えたが、最悪自分がぽっくり逝っても団信保険で残額がチャラになるので気兼ねなく死ねるのはハッピー。
あと、引っ越し地獄だった人生から解放されるという幸せも大きい。


以上。本当はもっとマシで他人が読んでも有益な情報が多い「家を建てました」エントリーにしようかと思ったけど、面倒くさいからやめた。

猫関連の工夫ポイントは世の愛猫家に向けて発信したい気持ちが微塵はあるので、いつか写真付きでまとめるかもしれない。

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節分の思い出

11年前だった。

2月半ばに京田辺市から京都市内への引っ越しを控えており、新居の鍵を予定より早く受け取ったその日がちょうど節分だった。

2年間住んでいた京田辺市からようやく脱出できる喜びといったらもう、ポケモン金銀で初めてカントー地方に足を踏み入れた時くらいの興奮である。

 

夕方、新居の鍵を持って、内見もしなかった部屋に向かう道中、近所のスーパー(フレスコ)で恵方巻とエビスビールを買って、何もない部屋にあがり、ブレーカーを上げて灯りをつけて、iPhoneのコンパスで方角を確認しながら、一人で黙々と食べた。Twitterを眺めながらだったので寂しくなかった。今思えば節分に恵方巻を食べる文化に触れたのもこの年が初めてだったかもしれない(関東生まれ)

 

 

新生活の始まりと節分が重なってなんだか幸先がいいなぁと思った、そんな思い出。

 

当時の写真を撮った気がするけど、見つからなかった。

携帯百景にあげたはずだけど、黒歴史になると思って全部消去してしまったようだ。

というか今日現在も携帯百景にログインできたこと、フレンドの写真もまだ残っていたことに驚いた。

 

話は戻り、結局この部屋にはそれから6年ほど住んだ。3回留年して、新卒で社会人になって2年目で近所に引っ越すまで大変お世話になったあの403号室。

正直、数え切れないほどの人間(殆どが女性)が出入りした、遊び尽くしたワンルーム

今はリノベーションされ隣室と合体し、ずいぶん広い間取りになったようだ。ユニットバスからセパレートタイプになり当時の面影は少ない。

立地的には大変住みやすかったので、大学の後輩のみならず京都に引っ越してくる単身の人にもオススメしたいと今でも本気で思っている。

 

昨日は124年ぶりの2月2日の節分だった。

 

昨年建てたマイホームの食卓で、南南東にかけてある時計を眺めながら、あの403号室を思い出した。

頬張った恵方巻は何故かあんまり味がしなかった。

味覚障害では無い。醤油を足したらちゃんと塩っぱかった。

 

この家であと何回、誰と恵方巻を食べるのかわからないけれど、2010年の恵方巻とビールしかない403号室での節分を毎年思い出すのだろう。

 

 

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